人生はこんなにも美しい



「人生はこんなにも美しい」

このフレーズは、
中学生のときに読んだ
マリオ・プーゾ著「ゴッド・ファーザー」の中で
ドン・コルレオーネが、
死ぬ間際の、最後に言った言葉です。

注)
「ゴッド・ファーザー」は
映画は名作と言われつつも、
暗くて重たい内容なので、観るとくたびれますが
原作は、何回読んでもおもしろいです。

昨晩、夫婦で参列させていただいた葬儀式で
前述のフレーズを、ふと思い出しました。

キリスト教式は初めての経験で
「お通夜」でなく「前夜式」というのだそうです。

もちろん、お焼香はなく、献花であり
参列者で賛美歌を唄いましたが
結婚式と葬儀式で唄う歌が
同じ歌ということは
「仏教」と「キリスト教」では
死生観が異なっているのかなと感じました。

牧師さんが述べられた故人(享年90歳・女性)
の経歴をきいて
ちょっとびっくりいたしました。

曰く
◆韓国・ソウルで、大正時代に生まれる。
◆父上が亡くなり、東京に引き上げてくる。
◆戦争が始まったので、母の実家(安中)に疎開する。
◆結婚して夫婦で商売に勤しむ。
◆ご主人は運転できないので、車の運転を一手におこなう。
◆ご主人が亡くなったあと、社長として優良企業を経営。
◆70オーバーでも現役で、80手前でご子息に継承する。
ということだけでも、すごい人生なのですが

問題は、その後です。

☆病氣もなく、ボケもせず、元氣に90歳を迎えたので、
 子ども・孫・曾孫を一同に会して
 高崎市内の料亭で、卒寿のお祝いをおこなう。
 松茸やらステーキなどをしっかりいただき
 会が終わり帰宅しようとしたら倒れる。
 そのまま、天国に召されていった。

ということなのだそうです。

わたくし、とても感動いたしました。

今まで、数多くの葬儀式に参列しましたが
人生の最後が
こんな幸福な旅立ち方は
なかなか無いのではないでしょうか?

激動の昭和を必死で生き抜き
寝たきりでなく、ボケもせず
家族に迷惑をかけることもなく
三世代の家族にお祝いされている中で
天寿を全うするというのは
まさに
「人生はこんなにも美しい」
という生き方であると感じます。

葬儀式では、ご家族に涙は見られず
皆さん、清々しいお顔で見送られておりました。

「人生を生ききった」
ということなのだと思います。

自分も、この世を去るときに
わずかひとりで十分なので
「この人の人生って、美しかったよね。」
と言っていただけるように
毎日を精進したいと感じた式でありました。

ご冥福を心よりお祈りいたします。

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