ぐんまちゃん

「ゆるキャラ」というのは
わたくしが大好きな、みうらじゅんさんがつくった造語です。
しかし、この人って、マイブームと言っているものが
◆いやげもの⇒もらって迷惑なおみやげ
◆とんまつり⇒ご当地以外の人がみたら
どう見ても、とんまなことをしているお祭り。
◆カスハガ⇒絵葉書セットの中に1・2枚必ずある
まったく使えない絵柄の絵葉書。
◆ヘンヌキ⇒凝りすぎて、異様なデザインの栓抜き。
◆ヌートラ⇒ヌードの絵柄のトランプ
◆ギャップ⇒まぬけな刺繍がはいっているキャップ
などなど、
いい歳して、ナニ考えてんだってなもんで。

「ゆるキャラ」というのは、自分の見解では
みうらじゅんさんが言い始めた当初は
「地域で、真剣に考えたものの、
微妙にズレてしまって、
ゆるゆるで、失笑をかっている
一般的に知られていない、
マイナーご当地キャラクターを
暖かい目で見つつ、おもしろがる。」
というコンセプトだったと思うのです。

それが、いつのまにやら、
最初から
「ゆるキャラ」グランプリをめざすので
皆さん、応援よろしくお願いしますってのは
ちょっと、「ゆるキャラ」という本質から
逸脱しつつあるんではないの?

と感じてしまいます。
だから、最近では
好感がもてる「ゆるキャラ」と
そうでないのとに、わかれるように感じます。

企画当初から、力みすぎてて、
ムリヤリ盛り上げようとしてるのは、ちょっとねー。

そんななかでも、地元の「ぐんまちゃん」は
いつのまにか、すっかり浸透しておりましたので
身内びいきとかではなくて
かなり、いいセンをいっているのでは?と思っています。

県庁の職員さんが考案したってのも
素朴で、ナイスなところです。

最近では、高崎市内や、県内のあちこちで見かけて
すっかりとなじんでおりますし。
なんと言っても、
地域のチビっ子たちに、ビックリするほど大人氣なところが
あざとい大人が、ムリヤリ盛り上がっているだけではない
ということの、証明なのではないかと思います。
デザインも、スッキリしていてかわいいので
ゆるキャラグランプリにて
二年連続で第三位というのも、わかるような氣がします。

別に、グランプリなんかとらなくてもいいから
群馬県内の隅々まで根付いて
末永く
地域のシンボルになってくれたらいいのではないかな
と思っています。

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